玄人はプロ野球観戦のポイントが違う傾向

打者

日本において人気の高いスポーツには野球やサッカーが挙げられます。特に野球はWBCの開催により日本を代表する侍ジャパンの活躍と、2020年の東京オリンピックの正式種目に復活した経過もあり、野球熱は更に上がってきています。日本の中でも野球リーグは色々ありますが、やはりプロ野球はその中でも最高峰であり、選手達もその場所を目指して頑張っています。野球が大好きな玄人だからこそプロ野球の試合の楽しみ方には独特の傾向が見られます。

一般的には、野球観戦を行う時には球場に直接行ったり、テレビやラジオでその日の対戦相手との試合を応援しながら観戦します。球場へ応援に行けば、リアルタイムで行われている試合の行方に一喜一憂して応援チームの活躍に力が入りますが、玄人の当日観戦は既に当日練習の時から始まっているのです。

ブルペンが観客席から見える場所にある球場では、ピッチャーの調子を観察することができます。野手練習の際には、バッターのフリーバッティングやフォームで、調子の良し悪しや状態を確認することも玄人はできます。出場選手以外の控えの選手も練習風景では確認が出来る為に、選手交代のタイミングや監督の采配を予想したりなど、別の視点でも楽しむことが出来るのです。

また、プロ野球の試合はシーズン中数多くの試合をこなします。対戦相手や対戦予定、怪我人や登録選手などの兼ね合いで、その日の試合がどの程度重要なポイントになるかも玄人は分かります。監督がどのような意図を持って試合を作ろうとしているかを自分の頭でシミュレーションしながら事前に様々な予測をしてその違いを楽しむことも出来るのです。