クセを見抜いてプロ野球を楽しむ玄人

バッターボックス

プロ野球は日本で非常に人気があるスポーツの1つですが、玄人目線で試合を観戦すると、より試合を楽しめます。

プロ野球選手には、テレビで観戦しているだけでは分かりづらいですが、1人1人に独自のクセがあります。例えばピッチャーなら、速球を投げる時と、変化球を投げる時では、ボールの握りかたや肩の振り方が、変わる時があります。

さらに、キャッチャーでも、ピンチになると外角にボールを要求しやすくなる選手や、常に内角を強気に攻めてくる選手など、クセによって配球や戦略が変わります。

玄人のプロ野球選手や監督になると、クセを逆手にとって、意表をついた戦略をとることもあります。変化球を投げるタイミングで、ストレートを投げるなど、相手の裏をついてくることもしばしばあります。このようなことを観察しながら試合を観戦すると、勝敗の予測も簡単になり、選手目線で野球を楽しむことが、できるようになります。

玄人目線でプロ野球の観戦を始めると、今まで意識していなかった選手の動きに目を向けるようになり、今まで以上に試合が面白くなります。相手の小さな動作を見抜いたり、裏をかくということは、日常生活にも応用できますので、玄人目線を養うことは、プロ野球観戦以外の役にも立ちます。